騰落率と分配率

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騰落率と分配率

●騰落率●



投資信託の運用実績を見る上で大切なもののひとつに、騰落率というのがあるわ。

騰落率?なにそれ?

騰落率っていうのは、一定の期間内に投資信託の価格がどれだけ変動したかを表す指標よ。投資信託でどの程度儲かったかを表す数値といってもいいわ。一般的には、1年単位で表示されることが多いわね。

たとえば、1年間の騰落率が30%だったら、1年間で3割儲かったっていうこと?

そうよ。1年前に10万円投資していると仮定すると、騰落率30%なら13万円になっているってことね。

なるほど〜、分かりやすいね。騰落率はどうやって調べられるの?

業者から送られてくる資料に記載されているわよ。インターネットで調べることもできるわ。

●分配率●



投資信託選びの目安のひとつとして、目標分配率というものがあるわ。

目標分配率?う〜んと…、目標とする分配金を表したもの?



    そう。目標分配率は分配金を投資額に対する年利回りに換算したものよ。簡単にいうと、目標分配率0.5%の投資信託に10万円投資すれば、1年間で500円の収益が期待できるっていうことよ。おもに公社債投資信託で用いられるわ。

    騰落率とは違うの?

    騰落率は過去の成績を数値化したものだけれど、目標分配率は将来の予想成績を数値化したものだから、まったく違うものよね。どちらも将来の利益を保証するものではないから、勘違いしないようにね。

    ●運用成果を保証するものではない●



    投資信託を選ぶときは、騰落率と分配率が高いものを選んだほうがいいっていうことだよね?

    うーん、まあそういう考え方は間違いではないんだけれど、単純にそう考えるのは危険よね。繰り返しになるけれど、注意しなければいけないのは、将来の運用成績を保証するものではないということよ。

    そっかあ。騰落率は過去の結果だし、目標分配率はあくまでも「目標」だもんね。

    騰落率が高いと、それだけリスクがあるファンドだっていうこともいえるし、目標分配率だって、予告なしに変更されることがあるから、それだけを見て購入する投資信託を決めてしまうのは危険だと思うわ。参考材料のひとつとして考えたほうがいいわね。

    ひとつの要素にとらわれず、総合的に判断することが大事だってことだよね。

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